
2019年6月9日(日)、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで澤野弘之さんの6度目のワンマンライヴ「澤野弘之 LIVE[nZk]006」が開催されました。
そしてこのライヴにポルノグラフィティの岡野昭仁さんもゲストボーカルとして参加されました。
今回はゲストボーカルとして参加した岡野昭仁さんの様子を中心に、ライヴレポートやオフショットなどを掲載します!
1. 澤野弘之 LIVE[nZk]006

澤野弘之 LIVE[nZk]は、澤野弘之さんが様々なゲストボーカリストを招いて、澤野さん自身が手掛けた劇伴音楽などを生演奏で届けるライヴシリーズです。
今回が6度目となるこのライヴでは、ゲストボーカルとしてポルノグラフィティの岡野昭仁さんやスキマスイッチのお二人など、豪華ゲストが登場しました。
ライヴはドラマ『医龍』の劇伴音楽から始まり、澤野さんの世界観が一気に会場全体に広がりました。
また、人気アニメ『進撃の巨人』メドレーや、『機動戦士ガンダムNT』『甲鉄城のカバネリ』といった数々の話題作品からも多数演奏されました。
今回のライヴは2019年3月6日(水)リリースのアルバム『R∃/MEMBER』からも選曲され、スキマスイッチはアルバム収録楽曲である『never gonna change』を演奏しました。
また、スキマスイッチのセルフカバーアルバムで澤野さんがリプロデュースを手掛けた『Ah Yeah!!』も披露し、ファンからは歓声が上がっていました。
ライヴ本編のラストに登場したのが、ポルノグラフィティの岡野昭仁さんでした。
楽曲前のMCでは、澤野さんと昭仁さんは少年時代に読んだ “エロ本”トークでなぜか盛り上がり、会場からも笑いがこぼれていました。
お母さんに本を買いたいからと言ってもらったお小遣いでエロ本を買い、家に着いた途端にそのことがお母さんにバレてこっぴどく叱られてしまったという澤野さんに対し、
昭仁さんは「母親も嫌じゃけど、僕は姉に見つかりましたから。姉も結構キツいでー…。」とご自身のエピソードを話してくれました。
昭仁さんのエロ本がお姉さんに見つかった話は、かなり前のライヴのMCか何かでも聞いた覚えがありますね。
そして今回昭仁さんが披露してくれたのが、アルバム『R∃/MEMBER』のリード曲『EVERCHiLD』です。
アルバムを購入して何度もこの曲を聴きましたが、ポルノグラフィティの楽曲にはない特徴的な歌い方をしているなというのが最初に抱いた感想でした。
昭仁さんは、
「澤野君、そして最高のバンドメンバーによる演奏で素晴らしいライヴになっていると思います。そしてお客さん、ここまで残ってくれて、ライヴを盛り上げてくれて本当にありがとうございます。最後の曲を、この素晴らしいライヴの最後にステージに立たせてもらうことを噛みしめて、心を込めて歌わせてもらいます。『EVERCHiLD』。」
と語り、演奏が始まりました。
これまでに登場したどのアーティストの方々も素晴らしかったのですが、やはり昭仁さんの声はすごい。
声量、声の伸び、緻密な歌い方、どれを取っても素晴らしいです。
昭仁さんの歌声を少し聴いただけで、「今このステージには、20年というキャリアを積み重ね、今もなお前へ進み続けているヴォーカリストが立っているんだ」ということを認識させられました。
この1曲を聴けただけでもう十分です。
本編が終了し、ライヴはアンコールへ突入しました。
アンコールでは『機動戦士ガンダムUC』の楽曲と、アルバム『R∃/MEMBER』の収録楽曲『REMEMBER』が披露されました。
演奏も終了し、出演アーティスト全員が再度ステージに登場します。
出演者が横一列に並び、昭仁さんは澤野さんの隣に立っていました。
出演者全員が徐々に手をつないでいきましたが、昭仁さんの隣に立っていたさユりさんは皆が手をつないでいることに気づかず、昭仁さんが手を差し伸べたままつないでもらえない状態が数秒間続きました。
やっと全員が手をつなぎ、両手を挙げたあとに例をして、観客からは大きな拍手が鳴り響きました。
澤野さんが「今日の記念に写真を撮りたいと思いまして…」と言い、今度は出演者全員が観客に背を向けるかたちで記念撮影をしました。
出演者が撮影のために並びなおしていると、昭仁さんは他のアーティストたちを前へと誘導し、昭仁さん自身は一番後ろまで下がっていました。
「このライヴは澤野さんと澤野さんを支えるいつものメンバーが中心で、ゲストボーカルはあくまでゲストだから」という謙虚さが、昭仁さんの立ち居振る舞いから感じられました。
デビューから20年経ってもこの謙虚さを持ち続けている昭仁さんが本当に素敵です。
記念撮影も終了し、出演者たちがステージから去っていきました。
昭仁さんが歌う『EVERCHiLD』を生で聴ける機会はもうないかもしれませんので、今日このライヴに参戦できて本当に良かったです。
今回のライヴのセットリストはこちらです。
2. オフショット
ライヴ終了後に出演アーティストの方々が載せていたオフショットなどを、こちらも昭仁さん中心にご紹介します。
どの昭仁さんも、ベテラン感がありますね。
昭仁さんのオフショットを載せていただいた方々、ありがとうございます!
3. アルバム『R∃/MEMBER』の紹介
澤野弘之さんがSawanoHiroyuki[nZk](サワノヒロユキヌジーク)名義で通算3枚目となるオリジナルアルバム『R∃/MEMBER』を2019年3月6日(水)にリリースしています。
そしてこのアルバムのリード曲『EVERCHiLD』に、ポルノグラフィティの岡野昭仁さんがゲストボーカルとして参加しています。
『R∃/MEMBER』には岡野さんのほかにも、西川貴教さん、LiSAさん、SUGIZOさん(LUNA SEA, X JAPAN)、スキマスイッチさん、さユりさん、ASCAさん、Aimerさん、Uruさんといった多彩なアーティストが参加されています。
岡野さんがゲストボーカルとして参加された楽曲『EVERCHiLD』はこちらです。
4. まとめ
昭仁さんがポルノグラフィティとしてではなく個人として参加されたライヴでしたが、短時間の出演でも昭仁さんの魅力を感じられました。
今後もこういったソロ活動があれば、それも含めて昭仁さんを全力で応援していきたいと思います!
以上、2019年6月9日(日)「澤野弘之 LIVE[nZk]006」のライヴレポートでした!
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