
アメリカ・アナハイムにあるディズニーランド・リゾートで利用できるMaxPass (マックスパス)というサービスをご存じでしょうか?
マックスパスを使えば、より効率的にディズニーパークを満喫することができます。
マックスパスを知っておくのと知らないのとでは計画の立て方までガラッと変わってきてしまいます。
今回はこの便利なサービス「マックスパス」の利用方法やメリット・注意点などについて、体験談をもとに詳しく説明していきます!
これからアナハイムのディズニーに行く予定のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
1. マックスパスとは
マックスパスは2017年7月に開始されました。
料金は1日1人あたり15ドルで、利用する日数・人数分の金額が必要になります。

「2日間パークへ行くけどマックスパスは1日だけ利用したい!」「複数人で行くけど写真のダウンロードは1人だけでいい」というケースでも大丈夫です。
サービスの内容は主に2つあります。
1-1. アプリでファストパスを発券
アプリでファストパスを発券できると、実際にアトラクションのファストパス発券機まで行く必要がなくなります。
ファストパス発券可能時間になればアプリ上ですぐに次のファストパスを取得できるため、かなり効率よくパークをまわることができます。
また、取得したファストパスをキャンセルすることもできます。
アプリでファストパスを発券できるサービスは、フロリダにあるWalt Disney World Resort (WDW)でも取り入れられています。
また、東京ディズニーリゾートでも2019年夏頃からサービス開始が予定されています。
1-2. 写真を好きなだけダウンロード
パーク内でカメラマンに撮影してもらった写真や、アトラクション内で撮影された写真などを、好きなだけダウンロードすることができます。
特にキャラクターとのグリーティング中には、マックスパスを利用していればカメラマンさんが写真を大量に撮影してくれますので、グリーティングが好きな方にはかなりおすすめのサービスです。
2. マックスパスの購入方法
マックスパスの利用方法は、パークチケットを公式サイトで購入する場合と、公式サイト以外から購入する場合で異なります。
2-1. マックスパス付きのパークチケットを購入する場合
公式サイトからパークチケットを購入する場合は、購入時にマックスパスの登録もすることが可能です。
なお、この方法でマックスパスを購入する場合は入園する全日数分かつ全人数分の金額となってしまいます。
マックスパスを利用する日数・人数をアレンジしたい場合は、2-2.マックスパスをあとから付け足す場合を参照してください。
まず、公式サイトのチケット購入ページを開きます。
パークへ行く日数を選択します。

人数を選択します。

チケットの券種を選択します。


Admission to 1 Per Dayは1日に片方のパークだけで遊ぶチケットで、Park Hopper Ticketは1日に両パークで遊べるチケットです。
「Upgrades and Options」で、「Upgrade to the Disney MaxPass*」にチェックを入れることで、マックスパスが付帯したパークチケットを購入できます。


ここでマックスパスを購入する場合は、入園する全日数分かつ全人数分の金額となってしまいますのでご注意ください。
ページ下部の「Add to Cart」を選択します。

カートに入っているものが表示されますので、「Check Out」を押して購入手続き画面へと進みます。

ここでサインインをします。


東京ディズニーリゾートの予約サイトで使っているものと同じアカウントでOKです。
購入者情報を入力していきます。
「First Name」に名、「Last Name」に姓を入力します。

「Delivery Method」には、e-ticketなので送料はかかりませんというような内容が記載されています。

次にクレジットカード情報を入力します。

購入者の住所と電話番号を入力します。
「Addless Line 1」には市町村よりあとの住所、「Addless Line 2」にはマンション名や部屋番号など、「City」には市町村、「State/Territory」は都道府県コード、「Postal Code」には郵便番号を入力します。

電話番号は、日本の国番号「+81」から始めて、最初の0を除いた残りの番号を入力します。

最後にチェックボックスにチェックを入れて、画面右下の「Purchase」を選択すれば購入完了です。

購入内容がメールで届きます。
2-2. マックスパスをあとから付け足す場合
パークチケットは公式サイトだけでなく、旅行代理店や、格安チケットサイト「KLOOK」などでも購入できます。
あらかじめ購入したチケットに、後からオプションとしてマックスパスを付け足すことも可能です。

筆者はKLOOKでパークチケットを安く購入し、あとから必要な分だけのマックスパスを購入しました。
まず、アメリカ版のDisneyland公式アプリをインストールします。
アプリのインストール方法は別の記事でご紹介する予定です。
アプリのトップ画面中央「My Plans」内の「Get FASTPASS with Disney MaxPass」を選択します。

「Link a ticket or pass」を選択し、パークチケットのバーコードを読み取ります。

マックスパスを付けたいパークチケットを選択し、画面下部の「Continue to Purchase」を選択します。
ディズニーアカウントの確認と、クレジットカード情報の入力を行い、購入完了です。
パークチケットを格安で購入する方法は、こちらの記事でご紹介しています。
3. マックスパスの利用方法
3-1. ファストパスを取得する
ファストパスの取得方法はいたって簡単です。
アプリのトップ画面から、「Get FASTPASS」を選択します。
次に2つのパーク「Disneyland Park」か「Disney California Adventure Park」を選択します。
すると、選択したパーク内で今取得できるファストパスの一覧が表示されます。
ファストパスを取得したいアトラクションまたはショーを選択し、「Confirm」をタップすれば取得完了です。
取得したファストパスは、アプリトップ画面「My Plans」で確認することができます。

2019年4月9日から、ディズニーランドパークでは「ファンタズミック!」が、ディズニーカリフォルニアアドベンチャーパークでは「ワールド・オブ・カラー」がアプリでファストパスを取得できるようになりました。
3-2. ファストパスを使用する
ファストパスを使用してアトラクションに乗る際には、パークチケットのバーコードを読み取り機にかざすだけで大丈夫です。
パークチケットではなく、アプリで表示されるバーコードでも入れます。
バーコードは、アプリトップ画面「My Plans」から使用するファストパスを選択し、「Redeem FASTPASS」をタップすれば表示されます。

3-3. 写真をダウンロードする
パーク内で最初にカメラマンさんに写真を撮影してもらう際に、プラスチック製のPhotoPassカードをもらいます。


東京ディズニーリゾートでいう「フォトキーカード」のようなものです。
カメラマンさんはPhotoPassカード裏面に印字されているバーコードに写真を登録してくれます。
それ以降カメラマンさんに撮影してもらう際には、PhotoPassカードを提示するか、アプリ上でPhotoPassコードを表示してカメラマンさんに読み取ってもらう必要があります。
PhotoPassコードは、アプリトップ画面一番下「My Photos」内の「Show PhotoPass Code」から表示することができます。

PhotoPassカードをアプリと連携すれば、撮影してもらった写真の確認や保存ができます。
PhotoPassカードをアプリで連携するには、アプリトップ画面一番下「My Photos」内の「Link Photos」からバーコードを読み取ります。

4. マックスパスのメリット
4-1. 時間を有効活用できる
マックスパスの一番のメリットは、やはりファストパスを取りに行く時間を節約できることです!
海外のディズニーはなかなか簡単には行けないので、限られた時間を有効に活用したいですよね。
乗りたいアトラクションがたくさんあるなら、マックスパスを購入して損はないと思います。
4-2. ファストパスの融通が利く
紙タイプのファストパスとの一番の違いは、キャンセルや時間の変更などができることです。
「ファストパスを取ったけど、やっぱり違うアトラクションに変えよう!」ということが簡単にできてしまうので、当日の計画変更にも柔軟に対応できます。
4-3. 無敵のファストパスをゲットできる

アメリカのディズニーパークは、アトラクションの一時休止が頻繁に起こります。
もし ファストパスを取得していたアトラクションが、ちょうど乗車できる時間帯に休止になってしまったら、当日中であればいつでもどのアトラクションにも使える無敵のファストパス“Multiple Experiences”に自動的に変更されます。
もちろん、再開するのを待って同じアトラクションに乗ることもできます。
4-4. 写真だけなら1人だけの登録でOK
ファストパスをアプリで取得するには、グループ全員分のマックスパスを購入する必要があります。
しかし、写真のダウンロードだけが目的であれば、グループ内の一人だけがマックスパスを購入するという手もあります!
マックスパスとは別に、「フォトパスプラス(Disney PhotoPass+ OneWeek)」というサービスもありますが、こちらは1週間分の写真がダウンロードし放題で78ドルです。
マックスパスは1日15ドルですので、5日間までの滞在ならフォトパスプラスよりもマックスパスの方がお得になります!
5. マックスパスの注意点
5-1. Wi-Fiが必須
現在、アナハイムのディズニーランド・リゾートではパーク内でもWi-Fiが利用できますが、このパーク内のWi-Fiはかなり電波が悪いです。
マックスパスの利用を考えている方は、あらかじめWi-Fiルーターをレンタルして、インターネット環境を整えておくことをおすすめします。
5-2.ファストパスの取りすぎに注意
アプリで簡単に取れてしまう分、ついついたくさんファストパスを取ってしまいそうになります。
ファストパスを取りすぎて、ファストパスに追われる滞在になってしまうと疲れてしまいますので、その点だけはご注意ください。
6. まとめ
これからアナハイムのディズニーランド・リゾートに行く予定のある方は、マックスパスの利用もぜひ検討してみてくださいね。
以上、最新版マックスパスの利用方法徹底解説でした!
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